神戸ポートアイランドのオフィスビルでカーボンオフセット塗装(遮熱・断熱塗装)をします。
ポートアイランドは神戸市中央区の神戸港内にある人工島です。神戸っ子は「ポーアイ」と呼んで神戸の街の中心部から神戸大橋か港島トンネルで海を渡ってすぐにあるウォーターフロント都市にとっても愛着を持っています。
折しも、本日は阪神淡路大震災の発生した”1.17″、訓練情報の地震発生の合図がスピーカーから響き渡り、一瞬ドキッとしてしまいました。
【フックボルトの錆止めキャップ】
フックボルトが錆びています。このまま放置しておくとフックボルトが折板屋根を止めておくことができなくなります。錆止め塗装の後にフックボルトキャップをかぶせて外気と完全に遮断します。
錆止め塗装をした上で、フックボルトのサイズに合わせてフックボルトキャップを装着します。
フックボルトのキャップにシリコンボンドを充填したうえで、しっかりとねじ込んでいきます。
1000個以上ある折板屋根のすべてのフックボルトにキャップをかぶせて、これでもう錆びる心配もなくなりました。なんとか日没前に作業を終えてほっとしました。
【折板屋根の上塗り】遮熱塗料上塗り材”アドグリーンコートEX”
白く点々と続いているのは、フックボルトのサピ止め用のプライマーです。
屋根全体に、サピ止め下塗り材”アドマイルドコート”を塗っていきます。
【外壁上塗り】アドグリーンコートGL
遮熱塗装アドグリーンコートをひたすら塗り込んでいきます、この道35年のベテラン職人の腕が冴えます。ゴンブトのダブル塗膜が見事に出来上がっていきます。
ここのところ遮熱塗料アドグリーンコートの施工が続きます。ヒートアイランドで夏の熱さがヒートアップする中、その対策に遮熱塗料が注目を浴びていることが実感できます。
【外壁中塗り】アドグリーンコートGL
下塗りが済んだらいよいよ遮熱塗料アドグリーンコートGLの塗装です。遮熱効果を最大限引き出すため上塗りを2回塗ります。(1回目の上塗りを中塗りとも言います)
【外壁下塗り】アドウォール
遮熱塗料アドグリーンコートの性能を最大限引き出す下塗り剤が”アドウォール”です。下地の傷みを修復するとともに上塗りのアドグリーンコートとの密着性を高めるのが役割りです。
【カーボンオフセット塗料】
今回使用するのは、日本中央研究所(株)の”アドグリーンコート”。
“アドグリーンコート”の反射+放射のWブラインド効果を持つ特殊ナノセラミックスは世界最高峰の遮熱素材です。
【環境整備】
朝一番は掃除から
朝一番は掃除から始まります。
コバックでは掃除のことを”環境整備”と言っています。まずは自分たちの現場を綺麗にして清めることを大事にしています。
今日一日の仕事への感謝と、安全作業を心に誓いながら近隣周辺道路の溝の中まで徹底して掃除します。
【足場を仮設】
(注意!大きな音が出ます)
コバックでは実際に塗装をする職人が自分たちの手で足場を組みます。実際の塗装のシーンを頭に浮かべながら仕事がやりいいように足場を組めるのが利点です。
足場を組んでいる途中で外壁の傷みを発見した時も、細部まで手が届くように自由自在に足場を伸ばすことができます。
“環境整備”から始めます。溝の中までキレイになって気持ちよく仕事がスタート出来ます。
【正面の足場を組みます】
土曜日でオフィスは休みのため、気兼ねなく正面の足場が組めます。一気に正面の足場の完成を目指します。
8割がた足場を組み終わったところで時間切れです。残りの作業は明日に持ち越しです。
【高圧洗浄】
メッシュシートを張って高圧洗浄に取りかかります。
(注意!大きな音が出ます)
圧力は15Mpa(メガパスカル)、水量は15L/分程です。これは手をかざすと手が切れてしまうほどの高水圧です。強力なトルネードノズルをセットすると、高圧の水が竜巻状に渦になって噴射され、洗浄力がさらにパワーアップします。
外壁の高圧洗浄
ついでに土間まで洗っちゃいました。
【シャッターにエアースプレーガンで吹き付け塗装をします】